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光太郎
ITエンジニア
国立工科大学卒業後、30年以上、一貫してITエンジニアの道を歩む。キャッシュレス決済を活用を推進し、オトクな情報に目が無い。3人の子供に囲まれ、常に妻の顔色を伺っているため、危険察知能力が高い。

【基本】LINEスコアとは信用の数値化。借入を診断するメリット

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そもそも「LINEスコア」って何?

メリットを中心に追ってみるよ

LINEポケットマネーの審査や「借入限度額」や「利率」を決めるのに使われる、「LINE Score(スコア)」とは何でしょう?

一度、原点に立ち返って、見てみましょう。

この記事を読めば、LINEスコアとは何で、何のために使われるのか、また、貸し手・借り手、双方のメリットが分かります。

目次
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LINEスコアって、なに?

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LINEスコアは「信用スコア」の一つ

「LINEスコア」の「スコア」とは「数値」です。何を数値化(スコアリング)するかというと、「信用」を数値にします。

色んな質問に答えた結果や、サービスの利用情報を集計し、独自の計算手法で「信用」を数値化します。これを「信用スコア」といいます。

「日本初のAIスコア」を打ち出す「J.Score」も信用スコアだね

審査する側のメリット

「信用スコア」の主目的は「借金返済する人か」の見極め

信用を数値化する「信用スコア」ですが、何のために使われるのでしょうか?

「信用を数値化する」ことで、「借りたお金を返す人か判断する」のが主目的です。

「金貸し」は儲かる

実は、「お金を貸す」のはとても儲かります。

農家や商売、製造業は利益が出ても安定しません。天候・需要・流行など、色んな複雑な要素で、利益が出たり損失が出たり、安定しません。

お金を貸して、利息をつけて返してもらうようにすれば、何もしなくても「安定して」お金が増えます。

働くよりも、ずっと楽に安定してお金が増えるのですから、金貸業は、おいしい商売なのです

「金貸し」が損する唯一の場合

ただし、お金を貸して、唯一、損をする場合があります。それは、返してくれない場合です。

いわゆる「貸し倒れ」です。

せっかく、楽に安定してお金が増やせる「貸金業」ですが、貸したお金が返って来なければ損をします。

だから、お金を貸す場合は「借りたお金をちゃんと返す人か」審査をします。

借りたい人は、お金がない人

「お金を借りたい」という人は、お金に困っているから借りたいのです。だから、借りたい人ほど「貸し倒れ」のリスクは高いです。

貸した分だけ儲かるため、できるだけ沢山の人にお金を貸したいと思いますが、審査なしで貸すと「貸し倒れ」で損をしてしまう。

そこで、正確に「お金を返す人なのか」という審査が重要になります。

正確に「信用」を計れれば・・・

正確に「信用」を計れれば、金貸しは、より儲かることができます。

その人がお金を返してくれる人なのか、という「信用」を数値化できれば、多くの人に貸しても数値によって判断できるので、貸し倒れのリスクが低くできます。

そのため「信用スコア」に、必要性(ニーズ)が生まれるのです。

メリットは審査される人にも

前項では、「貸す」側のメリットを述べました。メリットは「借りる」側にもあります。

日本での信用審査

アメリカには「クレジットスコア」が根付き、クレジットカードでの決済・返済履歴を「返済能力」の尺度とするものでした。数値化しやすく明確に判断できるものでした。

アメリカと違い、現金主義の日本では、収入に加え、家族構成や勤務先などの情報を元に、審査していました。

数値化しにくい上に不正確で、本当にお金を返す人なのか、判定は難しいものでした。

「ちゃんと返済する誠実な人なのに、借りられない」ということがありました。

LINEスコアは、行動を含めた総合判断

LINEスコアは、収入や職業、家族構成だけでなく、日常の行動も追跡(トラッキング)します。

日常の行動は、スマートホンでLINE系のサービスを使うことで追跡します。

多くの人のデータを集積し、「どんな行動をする人が、お金を返す人なのか」パターンを元に数値化したのが「LINEスコア」です。

「LINEスコア」の借りる側のメリット

「LINEスコア」の借りる側のメリットは、今までの審査では借りられなかったような人でも、お金を借りられる可能性が生まれることです。

「ちゃんと返す人なら、借りられる」理想に近づこうとしています。

まとめ~発展途上の「LINEスコア」

そうは言っても、まだ開始して間もないので、正しく判定できるだけの膨大なデータが集まっているとは言えないでしょう。

企業側としては、従来よりもやや緩いくらいの審査にして、大きな損失が出ないようにすると予想します。

それであっても、審査する側・される側、貸す側・借りる側、双方にメリットが出る方向で進み始めている、と考えて良いでしょう。

どっちにも、メリットがあるんだなぁ

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