LINE Pay(ラインペイ) VISAクレジットカードには、「VISAタッチ」機能があるんだって。何が良いのかな?
「VISAタッチ」は、海外で普及が進んでいる非接触型決済だよ。suicaやnanacoみたいに、カードを近づけるだけで、決済できるよ。
「LINE Pay(ラインペイ) VISAクレジットカード」の特長の一つが、「VISAタッチ決済」です。
今回は、「VISAタッチ決済」にフォーカスしてみます。
海外で広く使われている非接触決済方法「VISAタッチ」
海外で広く使われている非接触決済方法が「VISAタッチ決済」です。
特にオーストラリアでは、広く普及しています。
「VISAタッチ決済」のイメージ
「VISAタッチ決済」と聞くと、難しく感じるかもしれません。
非接触決済できるICカードの国際版と思ってもらえば良いです。
日本で普及している非接触決済ICカードというと、次のようなものがあります。
- Suicaやicocaなどの交通系ICカード
- nanacoやwaonの流通系ICカード
「非接触」って、なに?
古くからあるクレジットカードは、磁気リーダーでスキャンして読み取るものでした。
ICタグが埋め込まれたICカードは、距離が離れていても通信できます。
「VISAタッチ決済」は日本以外で普及している世界標準
ICカードの規格が、日本と日本以外では違います。
日本では「FeliCa」
日本で一番普及しているのが「FeliCa」です。
先に挙げた「suica」や「nanaco」が代表的です。
海外では「TypeA/B」
TypeAは、オランダのNXPセミコンダクターズが開発した通信規格です。
主にヨーロッパが中心に普及しています。
TypeBは、アメリカのモートローラーが開発を主導しています。
アメリカを中心に広く使われています。
「VISAタッチ決済」対応のマーク
「TypeA/B」の代表が「VISAタッチ」です。
「Visa payWave」という名称だったものが、「VISAタッチ決済」に変更されたようです。
昔からのカードには「Visa payWave」という表記のものがあります。
最近のカードでは、電波を表す非接触対応のマークだけになっています。
【VISA公式サイト】より
VISAタッチ搭載のメリット
VISAタッチ搭載のメリットは、以下のようなものです。
- カードを渡さず、自分でかざせば良い
- 海外での使用に適している
- スピーディに決済できる
- 世界基準のセキュリティ
VISAタッチ搭載のデメリット
VISAタッチ搭載のメリットは、以下のようなものです。
- 日本での普及は今一つ
- 読み取り端末が高価
まとめ
日本国内では、それほどメリットのない「VISAタッチ」ですが、海外では、広く・安全に・素早く使えます。
一方、東京2020オリンピックの公式決済サービスのVISAですので、端末を配るとか、思い切ったことをするかもしれません。
オリンピックを機会に、日本国内で広まるか?